2020年03月
ジョーイ・モーランド「Jealous Guy」参加までの短い道のりと制作秘話 (2014年)
ジョン・レノン「Jealous Guy」完成までの長い道のりと制作秘話、1977年日本のホテルでのハプニング
バッドフィンガーのジョーイ・モランドとトム・エヴァンズもレコーディングに参加していた。モランドは後にこう綴っている。「ジョン・レノンが入ってくると、彼は目を丸くしていた。”みんな、おはよう!” 彼は大きな声を出した。そのときはもう夜の11時だったけど、彼はベッドから起きたばかりだったのだ。私はただ茫然としていた。すると彼は腰掛けに座って、”Jealous Guy”を弾き始めた。唖然として演奏どころではなかった。彼が歌い始めると、私は文字通り驚嘆した。”ジョン・レノンの声だ”ってね」。 Published on 5月 24日, 2019 https://www.udiscovermusic.jp/stories/jealous-guy-behind-john-lennons-unflinchingly-honest-love-song
バッドフィンガーのジョーイ・モランドとトム・エヴァンズもレコーディングに参加していた。モランドは後にこう綴っている。「ジョン・レノンが入ってくると、彼は目を丸くしていた。”みんな、おはよう!” 彼は大きな声を出した。そのときはもう夜の11時だったけど、彼はベッドから起きたばかりだったのだ。私はただ茫然としていた。すると彼は腰掛けに座って、”Jealous Guy”を弾き始めた。唖然として演奏どころではなかった。彼が歌い始めると、私は文字通り驚嘆した。”ジョン・レノンの声だ”ってね」。 Published on 5月 24日, 2019 https://www.udiscovermusic.jp/stories/jealous-guy-behind-john-lennons-unflinchingly-honest-love-song
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ジョーイ・モーランド「Jealous Guy」参加までの短い道のりと制作秘話 (2014年)
「ジョン・レノンの運転手のジョーから電話があった日はピートとマイクは不在で、ゴルダーズ・グリーンの家にはトムと僕しかいなかったんだ。たしかピートは週末で故郷に帰っていたと思うよ。"今夜ジョンの家でレコーディングがあるんだけど、ギターで参加できますか" って誘われたんだ。もちろんOKしたよ」
「夜8時頃に車が迎えに来て、トムと僕はジョン・レノンの邸宅に着いた。玄関を入ると絨毯はすべて黒、壁はすべて白かった。大きな階段があり、その壁には大きな肖像画を入れるような金箔のフレームがかかっていた。枠だけで絵はなく、ハンマーがぶら下がっていたんだよ。でも辺りに誰もいないんだ。おかしいなぁとトムとふたりで探していたら裏の方にスタジオを発見。そこにはニッキー・ホプキンス、クラウス・フォアマン、ジム・ケルトナー、ジョージ・ハリスン、フィル・スペクターらがすでにいたね」
「ジョン・レノンは青いジーンズでヨーコと一緒に現れた。ジョンとは初めて会うけど、クールだったね。紛れもないジョン・レノンだった。ジョンは "新曲を2曲ほど録音します。まずは 'ジェラス・ガイ'。こんな曲です" と言い、ヘッドフォンをして僕たちに模範演奏を始めた。目の前に座って歌うジョン・レノン。一生忘れられない経験だよ」
「僕たちは素早く曲を覚え、数回通して演奏。その後ジョンの "Don't screw with the beat" という指示のもと 'ジェラス・ガイ' を録音したんだ」
「僕たちは素早く曲を覚え、数回通して演奏。その後ジョンの "Don't screw with the beat" という指示のもと 'ジェラス・ガイ' を録音したんだ」
Jealous Guy (take 9)
Halfway to the final version (which was take 29) comes this beauty with Joey Molland and Tom Evans from Badfinger on acoustic guitars.
「"良い出来だったね。次の曲、バッドフィンガーはどうする? 時間がないならこれで帰ってもいいけど。演っていく?" とジョン・レノンに尋ねられ、トムと僕は当然残ることを選択したよ」
「"次に録音するのは '兵隊にはなりたくない'。実際のところ僕はビートがどういうものかわかっているわけじゃないけど、こんな感じで演りたいんだよ" と言って、ジョンは僕たちに向けて演奏を始めた」
「 '兵隊にはなりたくない' はジョン・レノンの説明通り奇妙なビートや拍子の変換があったね。僕たちはジョンに合わせてジャムし、録音は2-3テイクで終了。ジョンの指示通りうまくいったと思うよ」
「 '兵隊にはなりたくない' はジョン・レノンの説明通り奇妙なビートや拍子の変換があったね。僕たちはジョンに合わせてジャムし、録音は2-3テイクで終了。ジョンの指示通りうまくいったと思うよ」